先皇(読み)センオウ

デジタル大辞泉 「先皇」の意味・読み・例文・類語

せん‐おう〔‐ワウ〕【先皇】

連声れんじょうで「せんのう」とも》「せんこう(先皇)」に同じ。

せん‐のう〔‐ワウ〕【先皇】

せんおう」の連声れんじょう

せん‐こう〔‐クワウ〕【先皇】

先代天皇。さきのみかど。先帝
旧主―のまつりごとにもしたがはず」〈平家・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「先皇」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう ‥クヮウ【先皇】

〘名〙 先代の天皇。さきのみかど。先帝。せんおう。また、古い時代の天皇。
類聚国史(892)三六「凡先皇陵戸者、置五戸以上。自余王等有功者、置三戸
※高野本平家(13C前)一「是等は皆旧主先皇(センクウ)の政にもしたがはず」 〔晉書楽志

せん‐おう ‥ワウ【先皇】

〘名〙 (連声で「せんのう」とも発音される) =せんこう(先皇)
日葡辞書(1603‐04)「センクヮウ。または、Xenvǒ(センワウ)。マエノ テイワウ」

せん‐のう ‥ワウ【先皇】

〘名〙 (「せんおう」の連声) ⇒せんこう(先皇)

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