先攻(読み)さきぜめ

精選版 日本国語大辞典 「先攻」の意味・読み・例文・類語

さき‐ぜめ【先攻】

※熱球三十年(1934)〈飛田穂洲〉終篇「角力のうけて立つのとは違ふけれども、多少かうした気持から、私は先攻(サキゼメ)よりも後攻(あとぜめ)を欲した」

せん‐こう【先攻】

〘名〙 野球で、先に攻撃をすること。また、そのチーム。⇔後攻
※日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉宮原審判頑張る「一高が先攻(センコウ)して」

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デジタル大辞泉 「先攻」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう【先攻】

[名](スル)野球など攻撃と防御とを交互に行うスポーツ試合で、攻撃の順番が先であること。また、そのチーム。さきぜめ。⇔後攻
[類語]強攻後攻速攻

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