元字銀(読み)げんじぎん

精選版 日本国語大辞典 「元字銀」の意味・読み・例文・類語

げんじ‐ぎん【元字銀】

〘名〙 江戸時代元祿八年(一六九五)から発行された元祿丁銀および豆板銀総称。元祿を表わす「元」字の極印が打たれているところからいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の元字銀の言及

【元禄金銀】より

…元字金,元字銀ともいう。1695年(元禄8)慶長金銀を改鋳した元禄大判,同小判,同一分金,同二朱金,同丁銀,同豆板銀をいう。…

※「元字銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android