元出雲(読み)もといずも

世界大百科事典(旧版)内の元出雲の言及

【出雲大神宮】より

…創建についてはつまびらかではないが古くは千年山(御蔭山,御影山)と呼ぶ神体山を中心にまつり,709年(和銅2)に社殿をはじめて造営したと伝える。一説には,島根県の出雲大社を勧請したともいい,逆に当社の祭神を移遷したのが出雲大社だとも伝え,俗に元出雲ともいわれる。延喜の制では国幣の名神大社に列し,丹波国の一宮として,また中世には蓮華王院(三十三間堂)の御領とも関連して社勢が盛んであった。…

※「元出雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」