元亨院(読み)げんこういん

日本歴史地名大系 「元亨院」の解説

元亨院
げんこういん

[現在地名]須崎市下分

新荘しんじよう川南岸、通称長竹の矢谷ながたけのやのたににある曹洞宗の寺で、龍吟山と号し本尊聖観音。永正二年(一五〇五)津野元実が印宗道可を迎えて現在地より西方一〇〇メートルの地に建立したのに始まるという。天正一六年(一五八八)の津野下分郷地検帳に一反三〇代の寺中の記載があり、津野氏時代の寺領は八八石と伝える(南路志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android