儀刑・儀型・儀形(読み)ぎけい

精選版 日本国語大辞典 「儀刑・儀型・儀形」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐けい【儀刑・儀型・儀形】

〘名〙 (「儀式刑法」の略) のりとすること。手本であること。模範。ぎぎょう。
令義解(718)職員「儀四海〈謂。〈略〉儀者。善也。形者。亦法也〉」
平家(13C前)一「太政大臣は、一人(じん)師範として、四海に儀けいせり」
※大学垂加先生講義(1679)「只文王儀刑し、則文王のなりがすぐに上天と一なるほどに云」 〔詩経大雅・文王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android