傴僂・背虫(読み)せむし

精選版 日本国語大辞典 「傴僂・背虫」の意味・読み・例文・類語

せ‐むし【傴僂・背虫】

〘名〙 背骨後方にもり上がり、弓状に湾曲する病気をいった語。また、その病気にかかった人。昔、背に虫がいてなると思われていたところからの名という。くぐせ。くつま。せぐつ。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)三「荘子はせむしやむ者を多く云ぞ。唐にはせむしやむ者が多ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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