傭兵隊長(読み)ようへいたいちょう

旺文社世界史事典 三訂版 「傭兵隊長」の解説

傭兵隊長
ようへいたいちょう

傭兵軍の指導者
異民族出身者の少なくなかった傭兵の指揮統制には,軍事技術に加えて高度の政治性を必要とした。したがって傭兵隊長にはすぐれた人物多く政権を握るものもあった。西ローマのゲルマン傭兵隊長オドアケル,ルネサンス時代のイタリアの多くのコンドティエーレ(傭兵隊長)などが有名。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「傭兵隊長」の意味・わかりやすい解説

傭兵隊長
ようへいたいちょう

コンドッティエーリ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の傭兵隊長の言及

【コンドッティエーレ】より

…〈指揮する〉または〈雇う〉を意味するラテン語conducereに由来し,〈傭兵契約condotta〉を結んだ者=傭兵隊長を示すイタリア語。請負兵員数,奉仕の期間と義務,支払方法等を定めた契約が,13世紀中頃から作成され始める。…

※「傭兵隊長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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