精選版 日本国語大辞典 「傍題」の意味・読み・例文・類語
ぼう‐だい バウ‥【傍題】
〘名〙
※仁安二年八月太皇太后宮亮経盛歌合(1167)「そもそも傍題はよまぬことなりとや申す人もあれど」
② 歌などで、数多く詠む中に同じ事のあること。
※近来風体(1387)「歌の傍題と申す事は、〈略〉又歌かずをよむに同事のあるをも傍題と申すなり」
③ (①から転じて) 本題をはずれること。目的がずれること。
※滑稽本・八笑人(1820‐49)四「すこし傍題(ハウダイ)にはなるが」
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