傍寂(読み)かたわらさびし

精選版 日本国語大辞典 「傍寂」の意味・読み・例文・類語

かたわら‐さびかたはら‥【傍寂】

〘形シク〙 そばに寝る人がいなくてさびしい。独り寝で、心が満たされずものたりない。
源氏(1001‐14頃)葵「よるは御帳うちにひとりふし給ふに、とのゐの人人は、ちかうめぐりてさぶらへど、かたはらさびしくて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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