傅き(読み)カシズキ

デジタル大辞泉 「傅き」の意味・読み・例文・類語

かしずき〔かしづき〕【×傅き】

大切に世話をし、育てること。愛護
「人ひとりの御―に、とかく繕ひたてて」〈桐壺
世話をする人。介添えり役。
「宮の五節ごせち出ださせ給ふに、―十二人」〈・九〇〉
かしずき娘」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android