偽撰(読み)ぎせん

精選版 日本国語大辞典 「偽撰」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐せん【偽撰】

〘名〙 文、書などをいつわって作ること。古人の著と見せかけた、いつわりの著作
※古学先生文集(17C後頃)二「本非戦国之間所偽撰焉」
※授業編(1783)五「書名を借りて偽撰するあり」 〔旧唐書‐則天皇后紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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