病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「健胃剤」の解説
健胃剤
S・M配合散(第一三共エスファ、第一三共)
HM散(小西製薬)
NIM配合散(日医工)
エヌ・エス配合散(日新製薬)
FK配合散(扶桑薬品工業)
M・M配合散(日新製薬)
MMD配合散(吉田製薬)
KM散(東和薬品)
健胃散(鈴粉末薬品)
健胃配合錠「YD」(陽進堂)
健栄の健胃散(健栄製薬)
重散(三恵薬品)
センブリ・重曹散(健栄製薬、小堺製薬、シオエ製薬、純生薬品工業、鈴粉末薬品、東海製薬、中北薬品、日興製薬、日本新薬、日本ジェネリック、丸石製薬、山善製薬、吉田製薬)
TM配合散(ファイザー、マイラン製薬)
つくしA・M配合散(大正ファーマ、富山化学工業)
日粉センブリ・重曹散N(日本粉末薬品)
ビアサン(本草製薬)
ピーマーゲン(あゆみ製薬)
ビットサン(本草製薬)
マナミンTM(鶴原製薬)
ベルサン(本草製薬)
YM散(コーアイセイ)
制酸剤に、生薬成分や消化酵素を配合したもので、食欲不振、消化不良、胃酸過多症、胸やけ、胃痛などの治療に用います。
過敏症状(
①錠剤と散剤があり、食欲不振の治療が目的のときには食前に、消化不良の治療が目的のときは食直後に服用するのが原則です。
また、服用するときは、十分な水(コップ1杯の水)で飲んでください。
②配合されている生薬には苦味の強いものも含まれていますが、オブラートに包んで飲むと苦味の刺激がなくなり、薬の効果がありません。苦味を感じて飲むようにしてください。
③この薬に対して過敏症をおこしたことのある人、透析療法を受けている人、ナトリウム摂取制限を必要とする人、高カルシウム血症、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進症の人、前立腺肥大による排尿障害、重い心疾患、麻痺性イレウスのある人には、薬によっては使用できないことがあります。また、消化性
④薬によっては、テトラサイクリン系抗生物質と併用すると、テトラサイクリン系抗生物質の吸収が悪くなることがあります。時間をずらして服用するようにしてください。キノロン(ピリドンカルボン酸)系合成抗菌剤、ヘキサミン製剤などと併用するときは、医師に相談してください。大量の牛乳やカルシウム製剤と併用すると、高カルシウム血症をおこすことがあるので注意してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報