倨傲(読み)キョゴウ

デジタル大辞泉 「倨傲」の意味・読み・例文・類語

きょ‐ごう〔‐ガウ〕【×倨傲】

[名・形動]おごり高ぶること。また、そのさま。傲慢。「倨傲な態度」
[類語]傲岸暴慢慢心野放図勝手わがまま横着身勝手得手勝手手前勝手自己本位好き放題好き勝手気随気ままほしいまま恣意的しいてき利己的エゴイスチック好き自分勝手気任せ奔放自由尊大横柄傲然高慢傲慢驕慢大風おおふう高姿勢高飛車高圧的居丈高権柄尽く・偉そう・口幅ったい僭越越権不遜態度が大きい我が物顔空威張り野太い図太い太い豪胆厚かましい図図しいふてぶてしいおこがましいえげつないいけ図図しい猛猛しい虫がいい厚顔厚顔無恥鉄面皮破廉恥面の皮が厚い心臓が強い心臓に毛が生えている恥知らず傍若無人人を人とも思わない眼中人無し聞く耳を持たない横紙破りふんぞり返る自己中人も無げ驕る威張る付け上がる高ぶる驕り高ぶる誇る自慢思い上がるおのぼれる誇らしい胸を張る肩身が広い鼻が高い鼻高高勝ち誇る威張り散らす反り返る振り回す鼻にかける増長自画自賛誇示うぬぼれるおご誇り驕傲きょうごう矜持自負自負心自賛自嘆自任自得天狗うぬぼれプライド自尊自尊心気位きぐらい得意思い上がり唯我独尊手前味噌我褒め身褒めのぼせるのぼせ上がる背負しょ

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精選版 日本国語大辞典 「倨傲」の意味・読み・例文・類語

きょ‐ごう ‥ガウ【倨傲】

〘名〙 (形動) おごりたかぶること。また、そのさま。傲慢(ごうまん)驕傲(きょうごう)
※清水吉太郎宛本居宣長書簡‐宝暦某年(1756‐57頃)某月某日「而倨傲僻違、以驕溢人」 〔荘子漁父

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普及版 字通 「倨傲」の読み・字形・画数・意味

【倨傲】きよごう(がう)

おごりたかぶる。〔史記孔子世家〕景(よろこ)び、將(まさ)に尼谿の田を以て孔子を封ぜんと欲す。晏嬰みて曰く、夫(そ)れ儒は、滑稽にして法に軌(のつと)るべからず、倨傲にして自ら順(したが)ひ、以て下と爲るべからず。~細民を先にする以に非ざるなり。

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