値成・直成(読み)ねなす

精選版 日本国語大辞典 「値成・直成」の意味・読み・例文・類語

ね‐な・す【値成・直成】

〘他サ四〙
値段をきめる。値をつける。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)三「かご代は何んぼの極め、直(ネ)なしたは二百五十か。ても高い駕籠じゃの」
② 値段をまけさせる。値引きさせる。値切る。
※虎寛本狂言・雁盗人(室町末‐近世初)「三百疋と申雁を弐百疋にねないて御座れ共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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