倚門(読み)イモン

デジタル大辞泉 「倚門」の意味・読み・例文・類語

い‐もん【×倚門】

門戸に寄りかかること。門口に立つこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「倚門」の意味・読み・例文・類語

い‐もん【倚門】

〘名〙 門戸に寄り掛かること。門口に立って帰りを待つこと。倚閭(いりょ)
※蕉堅藁(1403)用新戒韻、送儼蔵主帰甲省親、兼柬邦君幕下、以致意云「此行将倚門親也詩成思入神」 〔杜甫‐寄張山人彪詩〕

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普及版 字通 「倚門」の読み・字形・画数・意味

【倚門】いもん

倚望。倚閭。〔戦国策、斉六〕女(なんぢ)に出でてに來(きた)れば、則ち吾(われ)門に倚りてむ。女に出でてらざれば、則ち吾閭に倚りてむ。

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