倒立像(読み)トウリツゾウ

デジタル大辞泉 「倒立像」の意味・読み・例文・類語

とうりつ‐ぞう〔タウリツザウ〕【倒立像】

凸レンズなどを通して見られる像の上下が、物体の上下と反対になるもの。地上望遠鏡双眼鏡では、補助レンズやプリズムを組み合わせて正立像が得られるように工夫されている。⇔正立像

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の倒立像の言及

【像】より

…実像の位置に感光材料をおけば像を記録できるが,虚像では不可能である。また像で,物体と上下左右の配列が同じものを正立像,反対のものを倒立像という。光学系の性質および物体の位置により,像の実,虚,正立,倒立が決まる。…

※「倒立像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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