修習(読み)しゅじゅう

精選版 日本国語大辞典 「修習」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐じゅう ‥ジフ【修習】

〘名〙 (「しゅ」「じゅう」は、それぞれ「修」「習」の呉音) 仏語。同じことを繰り返して行なうことによって目的を達しようとすること。略して「修」とも「習」ともいう。
※勝鬘経義疏(611)法身章「皆因修習已極。更無新造
太平記(14C後)三五「角(かく)て精勤修習(シュシウ)せしかば、軈(やが)阿羅漢果をぞ得たりける」

しゅう‐しゅう シウシフ【修習】

〘名〙 学問などをおさめならうこと。
続日本紀‐天平宝字三年(759)六月壬子「修習仁義礼智信之善」 〔漢書‐趙充国伝賛〕

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デジタル大辞泉 「修習」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう〔シウシフ〕【修習】

学問・技能などをならって身につけること。「司法修習生」

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