修羅を燃やす(読み)しゅらをもやす

精選版 日本国語大辞典 「修羅を燃やす」の意味・読み・例文・類語

しゅら【修羅】 を 燃(も)やす

(修羅猜疑(さいぎ)嫉妬の念が盛んで、執着心が強いところから) ねたみや疑いの心をわきたたせる。また、怒りの念を盛んに燃えたたせる。
狂歌・後撰夷曲集(1672)一〇「持太刀のつかも間もなきたたかひ火花ちらして修羅もやすらし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「修羅を燃やす」の意味・読み・例文・類語

修羅しゅらや・す

阿修羅は嫉妬・執着の心が強いところから》激しく嫉妬する。激しく恨み怒る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android