修文・脩文(読み)しゅうぶん

精選版 日本国語大辞典 「修文・脩文」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぶん シウ‥【修文・脩文】

〘名〙
① (━する) 学問芸術を学んで身につけるようにすること。礼儀、法度(はっと)を整えること。
扶桑集(995‐999頃)七・重賦文字〈源英明〉「金甲空懸依偃武。槐林独茂為修文」 〔書経‐武成〕
② (「修文郎」の略) 仮想冥途の官。すぐれた文人死後、冥途で文章をつかさどると考えられるところからいう。
※白石詩草(1712)挽恭靖木先生五首「只為脩文帰地下、肯教遺草出人間」 〔書言故事‐祭奠類修文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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