信濃富士(読み)シナノフジ

デジタル大辞泉 「信濃富士」の意味・読み・例文・類語

しなの‐ふじ【信濃富士】

黒姫山異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「信濃富士」の解説

信濃富士〔有明山〕

長野県安曇野市、北安曇郡松川村にまたがる有明山(戸放(とばなし)ヶ岳)の別称北アルプスに属し、台形山容富士山に似ていると言われる。「有明富士」「安曇富士」とも。標高2268メートル。同県上水内郡信濃町にある黒姫山も同じ「信濃富士」の異名を持つ。

信濃富士〔黒姫山〕

長野県上水内郡信濃町にある黒姫山の別称。妙高火山群に属する複式火山。裾続きの妙高山は「越後富士」とも呼ばれている。標高2053メートル。同県安曇野市、北安曇郡松川村にまたがる有明山も同じ「信濃富士」の異名を持つ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「信濃富士」の意味・わかりやすい解説

信濃富士
しなのふじ

有明山」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の信濃富士の言及

【有明山】より

…標高2268m。安曇野からは急峻な富士山形の山容にみえることから信濃富士,有明富士などともいい,古来,詩歌によくよまれた。中生代白亜紀の花コウ岩で構成され,山頂部は南北に細長く,東麓に有明神社の奥社がある。…

【黒姫山】より

…標高2053m。美しい円錐形をなし〈信濃富士〉ともよばれる。長径1.5km,短径1kmのほぼ楕円形のカルデラがあり,大池,七ッ池(鏡池)などの火口原湖がみられる。…

※「信濃富士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android