信濃地名考(読み)しなのちめいこう

日本歴史地名大系 「信濃地名考」の解説

信濃地名考
しなのちめいこう

三巻

別称 科野名与勢・信濃名寄 吉沢好謙(号郡山・山)

成立 明和四年

分類 地誌

版本 国立国会図書館・内閣文庫静嘉堂文庫・大東急文庫

解説 著者の著「四鄰譚藪」「信陽雑志」に次ぐ晩年の著。信濃全国における地名考証を主とし、上編に「延喜式」所載の官道・官道沿いの郡郷名・国郡名義考・神廟、中編に南信濃・中信濃の旧跡名勝、下編に北信濃及び東信濃の郡郷名・旧跡・名勝等の考証に及んでいる。成稿安永二年江戸書林須原屋市兵衛木版本

活字本 明治六年佐久郡岩村田(現佐久市)信陽印刷会社、同二五年東京池村松陽堂、信濃史料叢書第一巻、新編信濃史料叢書第一巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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