俗流(読み)ぞくりゅう

精選版 日本国語大辞典 「俗流」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐りゅう ‥リウ【俗流】

〘名〙 俗人たちのやりかた。また、俗物連中
明衡往来(11C中か)中末「異俗流焉。詩人五六輩臨水檻面吟詠」
和俗童子訓(1710)四「近代は彌俗流になりし故、時を遂て拙なくなる」 〔韓愈‐薦士詩〕

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デジタル大辞泉 「俗流」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐りゅう〔‐リウ〕【俗流】

俗人の仲間。低俗な考え方をする連中。「俗流と交わる」

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普及版 字通 「俗流」の読み・字形・画数・意味

【俗流】ぞくりゆう(りう)

俗士の輩。清・顧炎武〔孫徴君(奇孟冬を以て夏峰に葬る~〕詩 俗、聲(は)するも 實を考ふるに皆庸なり

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