俗悪(読み)ゾクアク

デジタル大辞泉 「俗悪」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐あく【俗悪】

[名・形動]低級で下品なこと。また、そのさま。「俗悪な雑誌」
[派生]ぞくあくさ[名]
[類語]低俗卑俗野卑下劣通俗俗っぽいくだらないげす悪辣悪い奸悪邪悪奸佞陰険性悪悪性凶悪極悪罪悪悪徳背徳悪行悪事悪逆巨悪諸悪暴悪卑劣陋劣ろうれつ狡猾こうかつよこしまさがない腹黒い腹汚い悪賢いずる賢い小賢しいずるいこすいこすっからいあくどいさかしいさかしら老獪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俗悪」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐あく【俗悪】

〘名〙 (形動) いやしく下品なこと。下品でみにくいこと。また、そのさま。
※米庵墨談(1812‐27)一(古事類苑・文学四二)「その書体方正骨髄に入て、俗悪の弊をなす」
破戒(1906)〈島崎藤村〉二「俗悪な趣味を嫌(いと)ひ避ける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android