俎豆(読み)ソトウ

デジタル大辞泉 「俎豆」の意味・読み・例文・類語

そ‐とう【×俎豆】

昔の中国祭器の名。俎と豆。俎はいけにえの肉をのせるまないた、豆は菜を盛るたかつき。転じて、礼法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俎豆」の意味・読み・例文・類語

そ‐とう【俎豆】

〘名〙 中国古代の祭器の名。「俎」は儀式のときにいけにえの肉をのせるまないた、「豆」は食物を盛るたかつきで、いずれも木製。転じて、礼法のこと。また、ものをまつりあげること。
経国集(827)二〇・白猪広成対策文「誠乃爼豆之業、鐘鼓之節、於理終須両、在義寧容一」 〔論語‐衛霊公〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「俎豆」の読み・字形・画数・意味

【俎豆】そとう

祭祀の供えもの。豆はたかつき。〔論語、衛霊公〕衞の靈、陳(陣)することを孔子に問ふ。孔子對へて曰く、俎豆の事は、則ち嘗(かつ)て之れを聞けり。軍の事は、未だ之れを學ばざるなりと。に行(さ)る。

字通「俎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android