侘しむ(読み)ワビシム

デジタル大辞泉 「侘しむ」の意味・読み・例文・類語

わびし・む【×侘しむ】

[動マ下二]
わびしがらせる。さみしがらせる。
「寝覚めする人の心を―・めてしぐるる音はかなしかりけり」〈山家集・上〉
困惑させる。
「よく―・めて後に、置きたるさむを、さらさらとおしこぼちたりければ」〈宇治拾遺・一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android