余震確率評価(読み)よしんかくりつひょうか

知恵蔵 「余震確率評価」の解説

余震確率評価

地震後の余震発生の見通しを確率という数値で表すこと。1998年4月から、震度5弱程度以上の地震の後に、気象庁または地震調査委員会から、「3日以内にM5.0以上の余震が起きる確率は60%、M6.0以上では30%」といった具合に今後の見通しが発表されることになった。内容降水確率に似ている。

(阿部勝征 東京大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android