余野上村(読み)よのかみむら

日本歴史地名大系 「余野上村」の解説

余野上村
よのかみむら

[現在地名]久世町余野上

長田ながた山と高仙たかせん矢倉やぐら山に挟まれた峡谷集落が散在する。西は余野下村、北は富仲間とみなかま(現苫田郡富村)、東は中谷なかだに(現同郡鏡野町)耕地目木めき川流域にあるのみでほとんどが山林原野である。もとは余野下村と一村であったとみられる。正保郷帳に余野上村とみえ、田高一四六石余・畑高七三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android