余接・余切(読み)よせつ

精選版 日本国語大辞典 「余接・余切」の意味・読み・例文・類語

よ‐せつ【余接・余切】

〘名〙
三角比一つ直角三角形で、直角でない一つの角において、斜辺とは異なる辺と対辺との比をその角の余接といい、記号で cotA のように表わす。余接の定義は、一般角に対しても拡張して用いられる。コタンジェント。〔工学字彙(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android