余憤(読み)よふん

精選版 日本国語大辞典 「余憤」の意味・読み・例文・類語

よ‐ふん【余憤】

〘名〙 おさまらずに残っている怒り
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前「人民辛苦不幸の有様を想像して其の余憤の猶ほ心中に残れるなるべし」 〔陸機‐白雲賦〕

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デジタル大辞泉 「余憤」の意味・読み・例文・類語

よ‐ふん【余憤】

おさまらず残っている怒り。「余憤さめやらぬようす」

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普及版 字通 「余憤」の読み・字形・画数・意味

【余憤】よふん

余怒

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