体細胞高頻度突然変異(読み)タイサイボウコウヒンドトツゼンヘンイ

デジタル大辞泉 「体細胞高頻度突然変異」の意味・読み・例文・類語

たいさいぼう‐こうひんどとつぜんへんい〔タイサイバウカウヒンドトツゼンヘンイ〕【体細胞高頻度突然変異】

抗体産生を担うB細胞で、免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)の遺伝子体細胞レベルの突然変異高頻度で起こること。この変異は、抗原と結合する可変領域で起こり、これによって、特定の抗原に対してより親和性の高い抗体が産生されるようになる。高頻度体細胞突然変異。体細胞超突然変異。体細胞超変異SHM (somatic hypermutation)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android