精選版 日本国語大辞典 「体刑」の意味・読み・例文・類語
たい‐けい【体刑】
〘名〙
※彼の歩んだ道(1965)〈末川博〉二「当時の学校における懲戒処分は、今日からみると、ずいぶん原始的で無茶で、体刑ともいうべき罰を科せられることも稀ではなかった」
② 自由刑をさす俗語。からだの自由を束縛する刑。現行刑法では、懲役・禁固・拘留の三種。〔五国対照兵語字書(1881)〕
※天国の記録(1930)〈下村千秋〉三「この体刑と、金刑とが、周期的に、一年に×回乃至×回の割りで、全部の銘酒屋へ科せられることになってゐた」
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