住税(読み)じゅうぜい

世界大百科事典(旧版)内の住税の言及

【商税】より

…当時農村部に市場地が多発したこと,県城の市の統制がゆるんだこと,交通が発達したこと,銭納主義の両税法の下で貨幣が富の入手手段に変じたこと,が促成因である。 宋は商税の制度を整備し,過税と住税に分けた。過税は商税場・商税務という要所の徴収機関を通過する商人に課する通過税で,商品1000文相当につき20文,住税は卸売市場で貿易商や生産者の販売1000文につき30文を徴した。…

※「住税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」