住友重機械工業(読み)すみともじゅうきかいこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住友重機械工業」の意味・わかりやすい解説

住友重機械工業
すみともじゅうきかいこうぎょう

産業機械,船舶メーカー。 1888年住友別子鉱業所の機械部門として発足,1934年住友機械製作として分離独立,40年住友機械工業,45年四国機械工業と改称。 52年住友機械工業と名称復帰,69年浦賀重工業と合併し現社名に変更。事業内容は製鉄機械,鍛圧機械,運搬機械工作機械原動機,各種加工機械,建設機械など産業用機械のほか橋梁,鉄構,各種船舶の建造・修理,海洋開発機器など。 89年カナダのレーザー機器メーカー LUMONICS社を買収,併せてつくば電子照射応用開発センターを開設。売上構成比は,機械 18%,船舶鉄構・機器 38%,標準・量産機械 24%,環境プラントほか 20%。年間売上高 5544億 8700万円 (連結。うち輸出 26%) ,資本金 308億 7100万円,従業員数 5463名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「住友重機械工業」の解説

住友重機械工業

正式社名「住友重機械工業株式会社」。英文社名「SUMITOMO HEAVY INDUSTRIES, LTD.」。機械工業。昭和9年(1934)「住友機械製作株式会社」設立。同15年(1940)「住友機械工業株式会社」に改称。同44年(1969)「浦賀重工業株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都品川区大崎。住友系の総合重機械メーカー。減変速機・射出成形機など量産機械が主力。東京証券取引所第1部上場。証券コード6302。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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