但書(読み)タダシガキ

デジタル大辞泉 「但書」の意味・読み・例文・類語

ただし‐がき【但(し)書(き)】

「但し」の語を書き出しにして、前文内容などについての説明条件例外などを書き添えた文。「契約書末尾但し書きを付ける」
[類語]備考補足なお書き追って書き

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「但書」の意味・読み・例文・類語

ただし‐がき【但書】

〘名〙 「但(ただし)」という語を書き出しに使って、その前文の説明・条件・例外をことわる場合などについて書き加えた文。また、一般に、そのように補足することば。法規条約規約などに多く用いられる。
落語梅見の薬鑵(1893)〈三代目三遊亭円遊〉「然(そ)う云ふ時は金網を張る可しと但書(タダシガキ)が附いて居る」

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普及版 字通 「但書」の読み・字形・画数・意味

【但書】たんしよ

但し書き。

字通「但」の項目を見る

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