伽那久羅虫(読み)カナクラムシ

デジタル大辞泉 「伽那久羅虫」の意味・読み・例文・類語

かなくら‐むし【×伽那久羅虫】

仏教で、ごく小さいが、風にあうとたちまち大きくなり、すべての物を飲み下すという想像上の虫。伽羅求羅虫からくらむし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伽那久羅虫」の意味・読み・例文・類語

かなくら‐むし【伽那久羅虫】

源平盛衰記(14C前)一一「伽那久羅虫(カナクラムシ)はすわう螺(かい)の下にかくれて、大木を砕く風を起す」

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