伽留陀夷(読み)カルダイ

デジタル大辞泉 「伽留陀夷」の意味・読み・例文・類語

かるだい【伽留陀夷】

《〈梵〉Kālodāyinの音写仏弟子一人修行僧としてふさわしくない行いが多く、そのため仏が戒律を制定したという。

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精選版 日本国語大辞典 「伽留陀夷」の意味・読み・例文・類語

かるだい【伽留陀夷】

(Kālodāyin の音訳。体が黒く光っていたところから、黒光・大麁黒などと訳す) 仏弟子の一人。悪行が多かったので、仏がその悪行に従って多くの戒律を設けたと伝える。阿彌陀経では十六羅漢一つとする。

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