伝戸(読み)デンコ

デジタル大辞泉 「伝戸」の意味・読み・例文・類語

でん‐こ【伝戸】

律令制で、宿駅伝馬てんま世話をする正丁を出した家。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝戸」の意味・読み・例文・類語

でん‐こ【伝戸】

〘名〙 令制で、伝馬(てんま)を世話する伝子(でんし)を出す戸。家が豊かで正丁が二人以上ある戸をこれにあて、雑徭を免じた。〔令義解(833)〕

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