精選版 日本国語大辞典 「会試」の意味・読み・例文・類語
かい‐し クヮイ‥【会試】
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[清代の制度]
科挙の制度は時代が下るとともに形式が完備し,複雑化して清代に至って極まった。本来の科挙は各省で行う郷試,中央礼部が行う会試,最後に天子が宮中で行う殿試の3段階だけであるが,その前に地方学校の生員になるための入試として学校試を受けねばならず,これにも県試,府試,院試の3段階があった。県試は県の長官たる知県が行うもので,5回(5場)の連続した試験で,四書,五経,作詩,作文の力が試される。…
※「会試」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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