会同(読み)かいどう

精選版 日本国語大辞典 「会同」の意味・読み・例文・類語

かい‐どう クヮイ‥【会同】

〘名〙
物事が同じところに集まり合うこと。集まって一つになること。
※立会略則(1871)〈渋沢栄一通商会社商社は会同一和する者の、倶に利益を謀り生計を営むものなれども」
② 人々がある目的のために一か所に寄り合うこと。会合集会
※本朝無題詩(1162‐64頃)五・暮秋即事〈藤原忠通〉「日暮冬来促感程。会同終夜興猶成」
学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉五「社中会同の時に述べたる詞を文章に記たるものなれば」 〔詩経小雅

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デジタル大辞泉 「会同」の意味・読み・例文・類語

かい‐どう〔クワイ‐〕【会同】

[名](スル)
ある目的のために、たくさんの人が1か所に集まること。会合。
物事が集まって一つになること。

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普及版 字通 「会同」の読み・字形・画数・意味

【会同】かい(くわい)どう

周代、諸侯天子に参集拝謁する礼。〔詩、小雅、車攻〕赤(せきふつ)金(きんせき) 會同繹(えき)たる

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