精選版 日本国語大辞典 「伎芸天」の意味・読み・例文・類語
ぎげい‐てん【伎芸天】
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… なお,大自在天が天界で諸種の伎楽を行うとき,髪際から伎芸に優れた美しい一人の天女が出現したことが経軌に記される。大自在天女,伎芸天と呼ばれ,福徳を祈る伎芸天法の本尊として尊崇され,また諸芸成就の尊像として信仰された。《摩醯首羅大自在天王神通化生伎芸天女念誦法》その他によると,形像は天衣,瓔珞(ようらく),鐶釧(かんせん)などの厳身具を着け,左手は掌を上に向けてその上に天華を捧げ,右手は下げて裙(もすそ)をつまむ姿勢である。…
※「伎芸天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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