伊集院幸侃(読み)いじゅういんこうかん

世界大百科事典(旧版)内の伊集院幸侃の言及

【関ヶ原の戦】より

…しかしその破綻は朝鮮における軍事的敗北によって証明され,無事を求める声は諸階層に充満していた。家康がこの声を代表したことは,同じ3月に起きた伊集院幸侃(こうかん)(忠棟)の事件によって天下に明らかとなった。薩摩島津氏の家老であった幸侃は,三成と結んで島津氏の家臣と領民を際限ない戦争に駆り立てる先頭に立った人物であった。…

※「伊集院幸侃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」