伊藤たかみ(読み)イトウタカミ

デジタル大辞泉 「伊藤たかみ」の意味・読み・例文・類語

いとう‐たかみ【伊藤たかみ】

[1971~ ]小説家・児童文学者。兵庫の生まれ。本名、伊藤学。早稲田大学在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」でデビュー。「八月の路上に捨てる」で芥川賞受賞。児童文学に「ミカ!」「ぎぶそん」などがある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤たかみ」の解説

伊藤たかみ いとう-たかみ

1971- 平成時代の児童文学者,小説家。
昭和46年4月5日生まれ。妻は直木賞作家の角田光代。「助手席にて,グルグル・ダンスを踊って」(文芸賞)でデビュー。平成12年「ミカ!」で小学館児童出版文化賞,17年「ぎぶそん」で坪田譲治文学賞。18年「八月路上に捨てる」で芥川賞。兵庫県出身。早大卒。作品はほかに芥川賞候補になった「無花果カレーライス」「ボギー、愛しているか」など。

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