伊由郷(読み)いゆごう

日本歴史地名大系 「伊由郷」の解説

伊由郷
いゆごう

和名抄」所載の郷。同書高山寺本・東急本など諸本ともに「伊田」と書き訓を欠くが、神護景雲二年(七六八)頃の但馬国分寺跡出土木簡に「朝来郡伊由郷米五斗」とあり、「延喜式」神名帳の朝来郡に伊由神社があって「イユ」と訓じられているので田は由の誤記とされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android