伊方[町](読み)いかた

百科事典マイペディア 「伊方[町]」の意味・わかりやすい解説

伊方[町]【いかた】

愛媛県西部,佐田岬半島全域を占める西宇和郡の町。伊方杜氏(とうじ)の出身地として知られ,盛時南予大分土佐などへ出稼(でかせぎ)した。柑橘(かんきつ)類の栽培養豚が盛ん。漁業も行う。1977年,四国電力原子力発電所が運転開始。国道197号線が通じ,大分市への航路がある。2005年4月西宇和郡瀬戸町,三崎町を編入。93.98km2。1万882人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android