伊予銀行[株](読み)いよぎんこう

百科事典マイペディア 「伊予銀行[株]」の意味・わかりやすい解説

伊予銀行[株]【いよぎんこう】

愛媛県を中心に瀬戸内海沿岸を地盤とする地銀中位行。1878年に第二十九国立銀行が創業。1934年県下の2行と合併し,予州銀行に改称。〈一県一行主義政策に従い,1941年予州銀行・今治商業銀行・松山五十二銀行が合併して伊予合同銀行を設立し,県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。1951年現社名に改称。1992年来島どっくグループの東邦相互銀行を救済合併。日銀預金保険機構の低金利融資制度を初めて適用し,支援したことで知られる。本店松山市。2011年資本金209億円,2011年3月期経常収益1148億円。売上構成(%)は,中小企業等向け77,住宅・消費者向け21。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android