仲酌(読み)ナカジャク

デジタル大辞泉 「仲酌」の意味・読み・例文・類語

なか‐じゃく【仲酌/中酌】

婚姻の仲を取り持つこと。媒酌ばいしゃくすること。また、その人。仲人
「はるばる嫁入して来たと思ひましたれば、―する者が騙者かたりものにて」〈浮・名代紙衣・四〉
争いごとの間に入って仲を取り持つこと。仲裁
「とかくは私共がお詫び事申します…と―に入れば」〈浮・禁短気・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例