仲違・中違(読み)なかたがい

精選版 日本国語大辞典 「仲違・中違」の意味・読み・例文・類語

なか‐たがい ‥たがひ【仲違・中違】

〘名〙 仲が悪くなること。不仲(ふなか)。なかたがえ。なかちがい。
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「いかなるにか侍らん、大納言殿御なかたがひにて」
其面影(1906)〈二葉亭四迷五三「仲違(ナカタガ)ひした妻ではあるけれど」

なか‐ちがい ‥ちがひ【仲違・中違】

太平記(14C後)二二「痛く近付て頸に中違(なかチガヒ)すな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android