仲子(読み)なかちこ

精選版 日本国語大辞典 「仲子」の意味・読み・例文・類語

なかち‐こ【仲子】

書紀(720)雄略即位前(前田本訓)「皇子帳内(とねり)佐伯部の売輪(うるわ)(また)の名(な)は仲子(ナカチコ)

なか‐ち【仲子】

※書紀(720)欽明元年正月(寛文版訓)「仲(ナカチ)を訳語田渟中倉太珠敷(をさたのぬなくらふとたましき)の尊と曰す」

なか‐こ【仲子】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「仲子」の意味・読み・例文・類語

なか‐ち【仲子】

兄弟の中で、年齢中間にある子。なかちこ。
都武賀野つむがのに鈴が音聞こゆ可牟思太かむしだの殿の―し鳥狩とがりすらしも」〈・三四三八〉

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