仰に(読み)のっけに

精選版 日本国語大辞典 「仰に」の意味・読み・例文・類語

のっけ‐に【仰に】

〘副〙 (「のけに」の変化した語) あおのけに。あおむけに。
スピリツアル修行(1607)止観のエバンゼリヨ「ウシロニ シザリ nocqeni(ノッケニ) コロビケル ナリ」

のけ‐に【仰に】

〘副〙 あおむけに。あおのけに。のけざまに。のっけに。
平家(13C前)九「越中前司が鎧のむないたをばぐとつゐて、うしろの水田へのけにつきたをす」

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